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何とかお知らせに来れましたー!
見切り発車であげたお品書きの通りに頒布できそうです。
新しいものは、
①火黒オフ本
②紫黒コピー本
③ポスカ福袋的もの
④紫黒ラリーポスカ(②をお買い上げの方に先着)
となります。
紫黒のほうも、infoにサンプルあげておきましたー。
表紙画像は白いですが、紫の特殊紙に刷ってます。
それからポスカ福袋の方は、内訳わかったほうがいいかなと思うので、この記事の「もっと見る」?でカプとタイトルと冒頭を見れるようにしておきます。
それでは、当日はよろしくおねがいします。
お気軽に声をかけていただければ幸いです!ヾ(*´∀`*)ノ
見切り発車であげたお品書きの通りに頒布できそうです。
新しいものは、
①火黒オフ本
②紫黒コピー本
③ポスカ福袋的もの
④紫黒ラリーポスカ(②をお買い上げの方に先着)
となります。
紫黒のほうも、infoにサンプルあげておきましたー。
表紙画像は白いですが、紫の特殊紙に刷ってます。
それからポスカ福袋の方は、内訳わかったほうがいいかなと思うので、この記事の「もっと見る」?でカプとタイトルと冒頭を見れるようにしておきます。
それでは、当日はよろしくおねがいします。
お気軽に声をかけていただければ幸いです!ヾ(*´∀`*)ノ
「絶縁後、遠くから観察希望」/相棒黒(カズンズ!①)
連絡は、一応向こうからあった。
込み入った事情なので電話だったが、その声はもう受話器越しでもわかるほど、『渋々で嫌そう』な思いがあからさまだった。おそらく顔もそんな感じなのだろう。
彼――黛千尋という人は、結構表情豊かだったなと、黒子もわずかな記憶を辿る。
「はしゃいでるのは四人だから」/相棒黒(カズンズ!②)
先ほど窓の外を見てから、高尾がずっと鼻歌を口ずさんでいる。
黒子でも最近何度か耳にした曲で、歌詞もシンプルに、「雪だるまを作ろう」と誘うものだ。
そう。都内は珍しく雪が降っている。しかも遊べるくらいには積もりそうな予報なのである。
「店員Sは見ない!~つい忍び足になるのです~」/赤黒(ブックセラピスト①)
毎回毎回一応は悩んで、鈴木はいつもできるだけ物音を立てないように店長である黒子の元に行く。
カフェが営業中のときも、休みの日も結局そうなる。
営業中のときは、余計な物音を立てて、お客様の楽しい読書の時間を邪魔するわけにはいかないので、当然のことだ。
「店長代理は見たくない~さっさと別れろ~」/赤黒(ブックセラピスト②)
一応の雇い主に恋人ができた。
彼に恋愛感情を抱いているわけではないが、気に入らないなとは思う。
自分がというより、相手が悪い。
「あけまして炎上」(黒子先生、原稿してください)
「あの、本当に僕でいいんですか?」
けれどいろどりみどりの友人を押しのけて、一緒にいるのが自分なんかでいいのかと、思わずにはいられない。
山田の戸惑いの声に、しかし黒子ははっきりと頷いた。
「他のだれでもない、山田さんがいいんです」
「本当は信じている嘘つきたち」/高黒(狼少年パレード)
「もー! おまえらまだ信じてくれないの!」
そう癇癪を起こしたような声を上げたのは、高尾だ。騒がしいのは緑間が彼と知り合ってからずっと変わらないので呆れる。
「心臓に悪いからやめてくれ!」/緑黒(恋する乾電池)
黒子が長い眠りから目を覚まして、まだ一ヶ月ほど。
失っていたものをやっと取り戻したと、数年越しに戻ってきた生活にようやく気持ちも落ち着いてきたという、そういうタイミングだった。
ある日、緑間が仕事から帰ると、黒子がソファーの上でぐったりとして、呼んでも目を覚まさなかったのである。
「いっぱいの目標」/火黒
えっ、と黒子は声を上げた。
「じゃあ火神君、年越し一人なんですか?」
そう確認されて、火神はそうだと頷いた。
どうやら黒子は、てっきり火神はアメリカで年を越すものと思っていたらしい。
「うまくいってるので、たぶん問題ないです」/花黒
そういえばと、黒子が思い出したのは、ウィンターカップも終わり、新年を迎えて一息ついた後だった。
神頼みなど縁がなさそうだと思いつつ、一応初詣に行かないか誘ってみると、案外あっさりと承諾が返って来て、こうして待ち合わせをして歩いている。
「ゼロを待っている」/虹黒
おめでとうと、彼から祝ってもらえたのは、31日の大晦日だった。
黒子のほうはもうすぐ新年を迎えるけれど、虹村の住んでいる場所は午前中だ。
その時差が、電話やスカイプで声を聞くことさえ阻む。
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「絶縁後、遠くから観察希望」/相棒黒(カズンズ!①)
連絡は、一応向こうからあった。
込み入った事情なので電話だったが、その声はもう受話器越しでもわかるほど、『渋々で嫌そう』な思いがあからさまだった。おそらく顔もそんな感じなのだろう。
彼――黛千尋という人は、結構表情豊かだったなと、黒子もわずかな記憶を辿る。
「はしゃいでるのは四人だから」/相棒黒(カズンズ!②)
先ほど窓の外を見てから、高尾がずっと鼻歌を口ずさんでいる。
黒子でも最近何度か耳にした曲で、歌詞もシンプルに、「雪だるまを作ろう」と誘うものだ。
そう。都内は珍しく雪が降っている。しかも遊べるくらいには積もりそうな予報なのである。
「店員Sは見ない!~つい忍び足になるのです~」/赤黒(ブックセラピスト①)
毎回毎回一応は悩んで、鈴木はいつもできるだけ物音を立てないように店長である黒子の元に行く。
カフェが営業中のときも、休みの日も結局そうなる。
営業中のときは、余計な物音を立てて、お客様の楽しい読書の時間を邪魔するわけにはいかないので、当然のことだ。
「店長代理は見たくない~さっさと別れろ~」/赤黒(ブックセラピスト②)
一応の雇い主に恋人ができた。
彼に恋愛感情を抱いているわけではないが、気に入らないなとは思う。
自分がというより、相手が悪い。
「あけまして炎上」(黒子先生、原稿してください)
「あの、本当に僕でいいんですか?」
けれどいろどりみどりの友人を押しのけて、一緒にいるのが自分なんかでいいのかと、思わずにはいられない。
山田の戸惑いの声に、しかし黒子ははっきりと頷いた。
「他のだれでもない、山田さんがいいんです」
「本当は信じている嘘つきたち」/高黒(狼少年パレード)
「もー! おまえらまだ信じてくれないの!」
そう癇癪を起こしたような声を上げたのは、高尾だ。騒がしいのは緑間が彼と知り合ってからずっと変わらないので呆れる。
「心臓に悪いからやめてくれ!」/緑黒(恋する乾電池)
黒子が長い眠りから目を覚まして、まだ一ヶ月ほど。
失っていたものをやっと取り戻したと、数年越しに戻ってきた生活にようやく気持ちも落ち着いてきたという、そういうタイミングだった。
ある日、緑間が仕事から帰ると、黒子がソファーの上でぐったりとして、呼んでも目を覚まさなかったのである。
「いっぱいの目標」/火黒
えっ、と黒子は声を上げた。
「じゃあ火神君、年越し一人なんですか?」
そう確認されて、火神はそうだと頷いた。
どうやら黒子は、てっきり火神はアメリカで年を越すものと思っていたらしい。
「うまくいってるので、たぶん問題ないです」/花黒
そういえばと、黒子が思い出したのは、ウィンターカップも終わり、新年を迎えて一息ついた後だった。
神頼みなど縁がなさそうだと思いつつ、一応初詣に行かないか誘ってみると、案外あっさりと承諾が返って来て、こうして待ち合わせをして歩いている。
「ゼロを待っている」/虹黒
おめでとうと、彼から祝ってもらえたのは、31日の大晦日だった。
黒子のほうはもうすぐ新年を迎えるけれど、虹村の住んでいる場所は午前中だ。
その時差が、電話やスカイプで声を聞くことさえ阻む。
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